令和6年4月に、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に採択された松浦高校は、松浦市内唯一の高校として、松浦市と協働して、地域課題探究学習「まつナビ」に取り組み、地域課題について調査・考察・発表する教育活動を実施してきました。
令和4年度に、全国に先駆けて、地域科学科(新しい普通科)を設置し、過疎化・高齢化・第1次産業後継者不足・観光PR等の地域課題に対して、地域と連携した取り組みを行っています。
それらの課題解決の一助とするため、デジタルスキルへの興味・関心を育み、効率的・継続的な支援技術・資格習得を推進し、地域に根ざして、地域で活躍できる人材の育成に努め、これからも「まつナビ・プロジェクト」を通して得られた地域連携の輪をさらに広げて、実学の学びに向けた、より専門性の高い取り組みを目指し、地域とのウェルビーイングを重視した教育活動を目指していきます。
【ドローンシミュレータの活用】
有人地帯目視外飛行での飛行ドローンに係る無人航空機操縦士の資格取得を推進し、物流支援(食品・医薬品)や農薬散布等での活躍できる人材を育成する。また、空撮ドローンを活用した地域の観光PRにつながる動画の撮影・編集することで地域活性化につなげていく。
初学者向けの練習環境として、実際の飛行に近い体験ができるドローンシミュレータにより、様々なシチュエーションで練習することができ、ドローンの操作技術を段階的に向上させることができ、練習を重ねることで、より安全でスムーズな飛行が可能になります。