北松西高校は小値賀島出身の医師、鴛渕幹雄先生を中心に地域住民の懸命な働きかけによって、昭和24年8月に長崎県立平戸高校(現猶興館高校)小値賀分校として開校され、昭和30年に北松西高校として独立、開校75年目を迎えます。
美しい海、島全体に点在する田園、心優しい人々、たくさんの牛など日本の原風景がそのまま息づいている豊かな自然に囲まれた地に立地しています。
平成20年度にスタートした小中高一貫教育、令和元年度に発足した離島地区小規模校の魅力化「アイランド・チャレンジ事業」では、小値賀町からの強力な支援を受け、純朴な生徒たちと地元地域が連携し、島全体で生徒育成に取り組んでいます。
令和5年度からは、長崎県立学校では初のコミュニティースクールとして、学校運営協議会を設置し、高校と地域の更なる連携を目指しています。地元住民の皆様におかれましては、これまで以上に様々な学校行事や学校活動に参画していただき、ご指導、ご支援を賜りたいと存じます。
小値賀町唯一の高校として、知的好奇心を持ち、高い課題発見力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を持った生徒を育てることを目指し、将来にわたって地域の発展に貢献し、日本や世界の舞台で身につけた力を発揮できる生徒を育てることを目標に、全職員が一枚岩となって、個々の生徒に応じたきめ細かな指導を実践して参ります。本校の教育活動へのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
校長 大谷幸治