10月2日(金)
本校視聴覚室にて、人権(DV防止)教育が行われました。
本校のスクールソーシャルワーカーである山下和美先生が、「DV(デートDV)について考える」という題で講演してくださいました。
まず、DVには精神的・肉体的・経済的・性的な暴力があることを学びました。
次に映像が流され、映像中の行為はDVかどうか、理由もあわせて尋ねていきました。
生徒には赤・黄・青の色画用紙が配られています。「DVだと思う」なら赤を、「どちらともいえない」なら黄を、「DVでないと思う」なら青を示すようになっています。
最初の映像では、金銭を要求したり突き飛ばしたりしているので満場一致で赤でした。
しかし、「他の異性と話さないよう求める」「携帯のメモリーから自分以外を削除する」といった次の映像では、赤・黄・青全ての画用紙が上がりました。
「削除はやりすぎ」「なすがままに受け入れているほうにも問題がある」など非常に様々な意見を出してくれ、中には「人によってDVと感じる基準は異なる」と講演の核心をつく生徒もいました。
デートDVは、特に10代・20代の恋愛関係で目立つそうです。
相手を尊重し、自分も大切にできる関係を築けるようにしていきましょう。