8月27日(火)に令和6年度のパブリックワーク中間発表が開催されました。
パブリックワークとは、中五島高校の2学年が取り組む地域課題解決型学習のことです。
新上五島町のさまざまな社会的課題をみずから発見し、地域住民の方の助言等をいただきながら、
解決策を考え、実行するという学習になります。
中間発表では、2年生になって取り組んできた内容を整理して発表し、
サポーター・アドバイザーからの助言をいただいて今後の活動に活かしていくことが目的です。
今年度は猛暑日が続きますので、冷房が効く会議室が会場となりました。
こちらは事前準備の様子。発表内容の整理やプレゼンテーションの練習。
司会進行の確認などを行います。
時間が限られているなかで、自分たちで考えながら内容を整理します。
自律の姿勢が求められますね!
そして、中間発表当日。
発表直前の様子です。
緊張感が伝わってきます。
1年生も会場で2年生の発表を聞きます。
サポーター・アドバイザー・保護者の方々など多くのご観覧の方に来校していただきました。
これは緊張してしまいますね。
最初に福祉班の発表。
「親子で成長できるまちづくりを島内外に発信する」というテーマで活動に取り組んでいます。
福祉班は子育てに関する上五島ならではの支援や補助の魅力を島内外に発信することを提案。
サポーター・アドバイザー・教員などから質問が飛び交います。
どんな質問にも誠実に応答することが求められます!
次に観光班の発表。「高校生神社巡りツアー」というテーマです。
上五島にある神社を探訪し、高校生がガイドすることで上五島の観光業を盛り上げようとする内容です。
さて、ここで一旦休憩をはさみます。
休憩中の様子です。
3番目は防災班。テーマは「高齢者への防災対策」です。
アンケートや実地調査の結果を踏まえて、防災について考えるイベントの機会を作ろうとする内容です。
ここで1年生からも質問が出ます。
ネットへのアクセスに慣れていない高齢者の方は防災グッズを手に入れにくいのではないか、
どう対応するか?というデジタル・デバイドの問題を踏まえた鋭い質問。
2年生が頑張って応答。
この熱い応酬が発表と取り組みの質を高めてくれます。
最後は水産班。「未利用魚の釣り餌化」というテーマです。
未利用魚に付加価値をつけ、より美味しい魚を釣るための釣り餌にしようという「海のわらしべ長者」をめざす計画です。
いずれの発表でもそうですが、高校生の視点から新しい価値を創造するオリジナリティが求められます。
発表終了後、各班に分かれてサポーター・アドバイザーからの助言をいただきます。
いただいたアドバイスを活かして、今後の活動に頑張って取り組みたいですね!
とりあえず発表が終わってほっとした2年生たち。
まだまだ活動はこれからです。10月22日(火)の本発表に向けてもう一頑張りです。
来校してくださったサポーター・アドバイザーの皆様、保護者・地域住民の皆様、ありがとうございました。
10月22日(火)の本発表にもぜひお越しください。お待ちしてます!