1月9日(水)食品流通科の3年生が、長崎県立大学の出前講義を受けました。
講義内容は、長崎県立大学栄養健康学科の松澤哲宏先生による『発酵食品と微生物』です。
3年生は今年、『微生物利用』の授業を受けおり、2年次には味噌の製造実習を行ったり、江迎の潜龍酒造見学で日本酒の製造工程を学んだりしてきました。大学の先生の授業ということで、緊張した面持ちだった生徒達も、分かりやすいスライドや知っている単語が出てきたことで、楽しく授業することができたようです。
ドライイーストに砂糖を入れた発酵実験
<生徒感想>
・自分はこれから大学で新しいことを学んでいくので、今回のようにしっかりと話を聞いて勉強して頑張りたいと思います。
・一番興味深かったのは、鰹節のカビ付けしてあるものとないものがあるという事です。味も違うということなので、買って食べ比べてみたいと思いました。
・改めて私達の身近に微生物が多く活用されていることが分かりました。
・カビの二次代謝産物で人に良いものも悪いもの出来る事を知り、慢性毒性のあるものは恐ろしいと思いました。外国でどのように農産物が加工されて日本に輸入されているかを聞いて、基準を設けないと、カビ毒はとても危険だと感じました。
・話が難しかったところもあったけど、授業で習ったことや、聞いたことがある単語が出てきたので、今まで勉強してきて良かったなと思いました。