10月4日(火)小中高一貫教育の一環で各校の授業を相互参観する研究授業を実施しました。
高校2年生数学の授業で、「3次関数のグラフの概形から係数の符号を求める」という目標のもと、2次関数と3次関数のつながりを体系的に考えることで、グラフの概形から必要な情報を読み取り、係数を決定し、その根拠を説明する授業が展開されました。生徒たちは試行錯誤しながらも、何とか係数を求めることができました。
また研究協議では、「生徒たち自身で係数を求めることを重視し、それに向けて教師が支援する形ができていた」、「グラフの読み取りの授業は小中学校でも行うので、そのときのグラフの見方などを小中学校段階から鍛えていきたい」といった意見が挙げられました。
小中学校の先生方にも参加していただいたことで、普段見逃してしまっていた視点などに気付くことができました。今回の研究授業・研究協議を今後の「主体的・対話的で深い学び」ある授業づくりに活かしていきたいと思います。