7月27日(木)に本校3年生がこれまでの地域探究活動を小値賀町議会で発表する「地域探究発表会」を実施しました。
本校の地域探究活動は「地元小値賀町が抱える課題を分析し、解決策を議会と町に提案することで、キャリアプランニング能力や課題解決能力を養う」ことを目的としたものです。生徒たちは1年次より試行錯誤を繰り返しながら協力し合って活動を進めてきました。
2つのグループがそれぞれの研究テーマについて発表しました。
(1)観光班「『高校生の島ガイド』で小値賀を活性化」
自分たちでガイドを行うことにより高校生自身が観光資源となり、小値賀の魅力化に繋がると考えました。
実際にガイドを行ってみて、より小値賀に対する愛着を感じることができました。
今後も継続して高校生ガイドを実施できるように、小値賀っ子にもっと地元の良さを知ってもらいたいです。
(2)漁業班「小値賀の漁業を伝え隊~高校生にもできるんだギョ」
小値賀の未利用魚を使ってせんべいを作り、小値賀の漁業の活性化のために自分たちでできることを考えました。
実際にゴールデンウイークの販売を行ったことで、商売の難しさや働くことの大変さを実感しました。
自分たちらしい活動を通して、郷土愛を高めることができたと思います。
また、今回の発表会には本校の地域探究活動アドバイザーであられる中島洋先生にもお越しいただきました。
中島様からは「小値賀の住民の一人の高校生として、何ができるかがしっかり考えられている発表だった。生まれ育った郷土に対するアイデンティティや愛情を持ってこれからも頑張ってほしい」とのお言葉をいただきました。
これまでにインタビューや体験活動などで島内外の多くの方々にご協力いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。