毎年4月中旬、平戸にある国立公園の1つ、川内峠へ登っています。生徒会の生徒が中心になって企画する歓迎行事は毎年工夫されていて、マルバツゲームや学級対抗のゲームを楽しみ新学級の団結と親睦を深めています。1年生は学級毎に作った連凧を揚げます。親凧は担任を中心に、子凧は生徒1人ひとりの手で作られていて、ぞれぞれの目標が書かれています。1つに連なった学級の凧が貼るの青空にうまく揚がると、歓声が峠に響き渡っています。
平戸市と姉妹都市締結を行っているノールトワイケルハウト市(オランダ)との交流事業の一環として、交換留学を行っていますが、数年間はコロナウイルス感染予防のため中止となっていますが。中止の期間は、学校行事を紹介するポスターを作り、お互いに交換・展示、オンライン交流などを行い、お互いに交流を深めています。
平和学習を行っています。毎年テーマを決め、1、2年生の平和学習委員が約1ヶ月間、放課後の時間などを使いながらグループで調べてまとめたものをプレゼンテーションします。地歴科の先生方にも補足をしていただき、生徒は理解を深めることができています。長崎に原子爆弾が投下された11:02には黙祷を捧げ、平和について考える良い機会となっています。
豊かな情操を養い、高い人間性を身につけ、将来に向け志高く積極的に努力する人間を育成する目的で毎年講演会を開催しています。毎年、講演を聞いた生徒たちは、今後の進路選択や人生設計について深く考える良い機会になっています。講演後には質問をする時間も設定しており、毎年生徒からのたくさんの質問に丁寧に対応していただいています。
本校では平成26年度から沖縄を訪れ、本土とは異なる文化の体験(民泊を含む)と平和学習をテーマとした修学旅行を行っています。数年は、はコロナ感染予防のため行き先を熊本・大分や鹿児島に変更して実施しています。感染対策を十分におこないながらも、旅行で級友との想い出を作り、鹿児島の知覧での平和学習や桜島での体験学習、熊本での震災学習など幅広い教養を身につけることができています。
本校の普通科では課題探究活動を取り組んでいます。テーマは「ふるさと平戸」で、生徒たちがふるさと平戸のことを深く知るとともに、地域の課題解決に向け取り組むことで、これからの社会をたくましく生きる力を育むこと、さらに、地元活性化の一助となることを目的にしています。2年生では、1月に2年間取り組んできた探究活動の発表会を実施しています。
1月下旬に競歩大会を実施しています。学校から古江、中野、川内峠を経由するコースは、平戸の絶景を観ることができます。男子は22km、女子は18kmのコースで、走り(歩き)終えた生徒の顔には充実感・達成感が漂っていたように感じます。