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2021.3.3 理数科2年生 企業研修

2021年3月9日更新

3月3日、2年間の理数科活動の中で得られた経験をもとに、企業の現場を見学させていただくことで、将来の職業選択や進路選択の視野を広げるという目的のもと、企業研修を実施しました。今年度は、株式会社流体技研と九十九島水族館海きららを訪問しました。

株式会社流体技研では、企業説明を受けた後、工場見学を行い、回流水槽や船型試験の設備を見せていただきました。その後、水槽で実験・実習を行いました。最後は実習の内容を班でまとめ、発表を行いました。

 
企業説明を聞きます。


赤色インクを使って、模型船の周りの水の流れを可視化します。


予想とは違い、船体の横にある水は、船底に引き込まれていきました。

 
船首バブルの波消し効果についての実習。船首バブルの形状が変わると、水の流れも変わります。


圧力抵抗と摩擦抵抗の違いを手のひらで実感します。

 
角柱と円柱の抵抗の違いはどうでしょう。


発表用スライドを作ります。


実習で学んだことについて班で発表を行いました。
年度末でお忙しい中、受け入れてくださった株式会社流体技研の皆様、ありがとうございました。

九十九島水族館海きららでは、まず、イルカのショーを見学し、その後バックヤード見学を行いました。バックヤードには、水族館で魚などを飼育するために必要な設備が整えられており、普段見られない水族館の裏側を見ることができ、大変勉強になりました。


イルカのショーは大迫力でした!


職員の方手作りの標本。ハリセンボンは人気者です。


バックヤードにはたくさんの水槽がありました。


カブトガニの脱皮した殻


エサは細かく管理されていました。


たくさんの種類のクラゲがいました。

生徒の感想
「波の流れについて詳しく学ぶ機会がなかったためとても勉強になりました。実習では波の流速と抵抗について肌で感じることができて面白かったです。また、カルマン渦という現象を聞いたことはありましたが、どういう現象なのかきちんと理解していなかったため、直接流れを見て知ることができて良かったです。」

「いつもは家族と楽しむ目的で行く水族館ですが、今回、バックヤードを見学させていただいて、とても良い経験ができました。標本作りや、死んでしまった生物の解剖など、魚の飼育以外にもたくさんの仕事があることを知りました。私は将来、動物関係に仕事に就きたいと考えているので、とても貴重な経験となりました。」

 

 

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