8月12日(月)正午から、大村市幸町のシーハット大村内のさくらホールに
おいて、第74回“社会を明るくする運動”中学・高校生長崎県弁論大会が催さ
れ、本校1年生の冨野七海さんが上五島地区高校生代表として発表を行いました。
“社会を明るくする運動”は、全ての国民が、犯罪の防止と罪を犯した人たち
の更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない明
るい社会を築こうとする全国的な運動です。本大会は、日常の社会生活等をとお
して体験したことを踏まえ、犯罪や非行のない地域社会づくりや犯罪や非行をし
た人を社会の中で適切に処遇し、地域社会の理解・協力を得てこれらの人たちが
自立し改善更生することを助け、安全安心な地域社会をつくることを目指す活動
等に対し、日頃考えていることや訴えたいことを発表する機会として設けられ、
広く本運動に対する一層の理解と参加を促そうとして催されております。
冨野さんは、安心で安全な「明るい町づくり」について、高校生としての視点
で日常生活に目を注ぎ、考えていることや訴えたいことなどを整理して、高校に
入学し「相手に寄り添い、受け入れる環境」の大切さを実感したことを、与えら
れた時間の中でしっかりと伝えました。発表後には表彰式が行われ、冨野さんは
優秀賞を受賞しました。
また、8月26日(月)に本校で行われた開始式の後、冨野さんの弁論が全校
生徒に対して披露され、生徒たちは真剣な眼差しで発表に聞き入っていました。
本校においては、“社会を明るくする運動”を推し進めている保護司の方々を
はじめ、地域の社会福祉の増進に尽力する民生委員・児童委員の方々との連携を
図りながら、様々な学習活動の場をとおして更なる安全で安心な明るい地域社会
の構築に向け、啓発を進めてまいりたいと考えております。
県大会において発表を行う冨野さん
県大会において表彰を受ける冨野さん
全校生徒の前で発表を披露する冨野さん