令和6年10月3日(木)、2学年の職業の授業の一環で校外学習に出掛けました。
「将来の進路・生活の場について考える」をテーマに、見学先で働く人の態度・姿勢を見聞することで、後期の現場実習や卒業後の進路に向けて意識を高めることを目的に実施しました。
まず、南高愛隣会のグループホームについて説明していただきました。
スライドや動画を見ながら、様々な形態のグループホームがあることや、どのくらい費用が掛かるかなど詳しく教えていただきました。
一人暮らしに興味がある生徒や、将来友達と一緒に生活したいと考えている生徒もおり、興味深く聞く様子が見られました。
次に、就労継続支援A型事業所『ブルースカイ』を見学しました。
厨房では、盛り付けや洗い物、調理などテキパキと仕事を遂行されている姿を見て、「作業スピードや黙々としているのがすごい」と感想を述べた生徒もいました。
また、卒業生の話も聞くことができ、仕事のやりがいは何か、仕事で気を付けていることは何かなど、たくさんの質問に答えていただきました。
昼食は、ブルースカイのお弁当を食べました。一番人気の唐揚げが入っていて、テンションが上がりました。
午後からは『九一庵食品協業組合』と『吉川金属商事 長崎リソースファクトリー』の2グループに分かれて見学しました。
『九一庵食品協業組合』では、工場を見学したり、卒業生の話を聞いたりしました。
卒業生の話では、在学中に体力作りや計量の練習など就職するために努力したこと、働き始めてから責任をもって役割を果たすこと、失敗した時の気持ちの切り替え方など、実体験をたくさん聞くことができました。
『吉川金属商事 長崎リソースファクトリー』では、自動車部品の解体や部品の分別などを行う現場の見学をしました。
昨年度卒業した先輩が、黙々と真剣な表情で仕事をする姿を見て、刺激を受けた生徒も多かったようです。
2年生の職業では、「自分の強み・弱みを理解し、自分の適性に合った進路を考える」という目標があります。
今回の校外学習で実際に見たこと、聞いたこと、感じたことを今後の進路選択に生かしてほしいと思います。
見学させてくださった事業所の皆様、御協力いたただき、本当にありがとうございました!