令和5年12月21日(木)、就労アドバンスセミナーを実施しました。
就労アドバンスセミナーでは、一般就労を実現した卒業生やその保護者、障害者雇用に積極的な企業の方を講師に招いて、職場や生活の場での体験談などをお話していただいています。
今年度は、全校生徒、保護者、教職員を対象に、令和2年度卒業生の田中優人さん(株式会社パールドライ諫早工場勤務)と父・田中直人さん、株式会社パールドライ専務取締役の三宅友さんの3名の講師の方々をお招きしました。
卒業生の田中優人さんからは、パールドライで働きたいと思った理由や学生と社会人の違い、人間関係の大切さなどを話していただきました。
在校生に向けて、学生時代に体力をつけること、人との関わりを増やすこと、大切な人との時間を大切にしてほしいとアドバイスをしてくれました。
父・直人さんからは、学生時代と社会人になってからの変化、家族としてサポートしていること、また、在校生の保護者に向けて、実習先や進路先を検討する際のポイントについて聞きました。その際の、「親から見た子どもの姿と、学校や実習先で見せる姿は違うこともある。先生や実習先の人の話をよく聞いて決めることが大切」という言葉が印象的でした。
田中優人さんの職場の上司である三宅さんからは、どのような人材を求めているかをお聞きしました。「休まない」「挨拶」「コミュニケーション」の3つがきちんとできていることが大切で、「元気よく挨拶をすることで、職場の人から仲間と認めてもらえ、仕事も教えてもらいやすくなる」と教えていただきました。
雪の降る中でしたが、大変貴重なお話を聞くことができました。講師のみなさん、本当にありがとうございました!