令和5年12月19日(火)、3年生の家庭科「高齢者の生活」の授業の一環として、多良見町在住の高齢者の方々とのふれあい活動を行いました。
3年生の家庭科では、高齢者の方の生活や心身の特徴について、疑似体験等も交えて学習してきました。
そのうえで、ふれあい活動に向けて、みんなで楽しめるレクリエーションは何かを話し合って企画しました。
そして迎えた当日。
今年度初めての試みのため参加者が集まるか心配しましたが、14名の方々に来校していただきました。
まずは、自己紹介から始まり、参加して下さった方に生活のこと、健康のこと、昔のことなどの質問をしました。
みなさん丁寧に質問に答えて下さり、緊張していた生徒も話しているうちに笑顔がこぼれていきました。
すっかり打ち解けたところで、「じゃんけん列車」、「おじゃま虫玉入れ」とレクリエーションを2つ行いました。
じゃんけん列車では、高齢者の方々のペースに合わせて移動したり、優しく声を掛けたりする様子が見られました。
おじゃま虫玉入れでは、隣に座って玉を拾って渡したり、危険のないように力加減を調整したりしていました。
特におじゃま虫玉入れではみんな大興奮で、結果発表では大きな歓声が上がっていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、最後に参加して下さった皆さんから、お菓子やお手玉などの心温まるプレゼントをいただきました。
生徒からは、「みなさんが優しくて話しやすく、楽しかった」、「まだ色々と話がしたかった」などの感想がありました。
今回参加して下さった皆さんは、元気でハツラツとされていて、明るく優しさに溢れた方ばかりでした。そして、地域の活動に積極的に取り組みながら、生きがいをもって生活をされていることが分かりました。
当日は気温も低く、雨が降る中でしたが、本当にありがとうございました!