校内生活体験発表会
7月26日(日)図書館棟4F視聴覚室で、6・7校時の2時間を使って校内生活体験発表大会が行われました。今年度も例年と同じく熱気あるものとなりました。発表者は皆熱弁をふるい、出席した生徒さんたちと先生方がしっかりと耳を傾けました。まさに発表者と聴衆が、一体となって自分自身の過去から今現在、未来までを考えることができた素晴らしい発表会になりました。
鳴滝高校通信制に入学するまでのさまざまな体験や葛藤、苦しい日々を超えて、自分と向き合いながら一歩一歩進んできたこと。通信制での授業や活動などを通してさまざまな出会いがあったこと。苦しかったときには思いもしなかった、今という時があることこと。そして自分の未来にチャレンジしたい、というこみあげてくるような希望の気持ちがひしひしと伝わってきました。
審査員を代表して渡崎副校長先生は、「発表者のみなさん、素晴らしい発表を本当にありがとうございました。発表の中には、本当は忘れてしまいたいくらい、辛く苦しいこともあったかもしれません。そのことを思い出しながら文章にし、大勢の前で発表をするということが、どんなに大変だったか容易に推察することができます。皆さんの勇気ある発表は聞く人の心に響き、感動を与えてくれました。また、皆さん一人一人にとっても自分自身を深く見つめ直す貴重な機会になったと思います。」と述べました。そして各発表者の体験を短く取り上げた後、「指導された先生方、聞いてくれた生徒・先生方、そして生徒会役員の皆さん、ありがとうございました」と締めくくりました。
今年の優秀賞は、3年4組内山さん、3年5組矢崎さん、2年4組中路さん、3年4組佐藤さんの4人が選ばれました。この中から矢崎さんと佐藤さんの2人が選ばれ、今年は審査による県大会に出場します。皆さん、本当にお疲れさまでした!