10月3日(木)、後期始業式を実施しました。
【校長先生のお話(抜粋)】
・先日、石川県能登地方で大雨による災害で亡くなられた方のご冥福と、行方不明者・安否不明者の方々の安否の確認が一刻も早くできることを祈りたいと思います。
・みなさんも当然知っていると思いますが、石川県能登地方では、今年の元旦に震度7の大きな地震がありました。多くの方々が被災をして、それに追い打ちをかける今回の大雨による災害となってしまいました。
・実際の苦しみは当事者の方々にしか分かりませんが、私たちも「今、被災している方々の苦しみはどのようなものだろうか」と想像することが大切だと思います。
・みなさんにもぜひ「被災地に思いを馳せる」ということを行ってほしいです。また、機会があれば、できる範囲で募金をしてみてはどうでしょうか。
・9月30日に前期終業式が行われ、一昨日と昨日の二日間は秋季休業でした。後期に向けた気持ちの切り替えはできたでしょうか。
・3年次生は、就職・進学試験の真っ只中です。もうすでに受験が終わった人もいます。これから受験という人もいます。受験が終わった人、合格した人、採用の内定をもらった人は、これから受験する人のことを思いやって学校生活を送ってください。これから受験する人は、自分の人生を左右する一世一代の試験です。直前までしっかり準備をして試験に臨んでください。
・今月はたくさんの行事があります。6日(日)に県の生活体験発表大会が開催されます。学校代表の2名の人、ぜひ頑張ってください。10日(木)には体育大会、27日(日)には中央祭が予定されています。みんなでしっかりと協力して本番を目指してください。
・学校生活を送り、学校行事を進めるうえで大切なことは、これまでにも話したように、「ルールを守る」「社会規範を守る」ということです。ぜひしっかりと意識を持って取り組んでください。
・皆さんが世の中で生きていくうえで、「認知能力」といわれる数値化された見える能力も大切ですが、それ以上に数値化されにくい見えない能力を意味する「非認知能力」は、社会のいろいろなところで重要視されるようになっています。
・見えない能力、非認知能力を伸ばす、高めるためには、「自分の行動を振り返り、次の自分の行動に生かしていこう」という意識を持ち、日常生活を送ることが必要だと言われています。
・そこで、重要になるのが、自分の行動や考えを見える化する、「言葉にして表す」するということです。
ぜひみなさんの日々の生活の中で、意識して取り組んでみてください。生徒のみなさんの令和6年度後期の充実した学校生活を期待して、私の話を終わります。みなさん頑張りましょう。
【 後期学級役員任命式の様子 】