9月17日(火)、先週に引き続き、三菱電機と九州大学の学生10数名を招いて、総合的な探究の時間の活動を行いました。
今回は「スペキュラティヴデザイン」というものに挑戦しました。これは、思考するきっかけを与え、「問い」を生み出し、いま私たちが生きている世界に別の可能性を示すデザインのことです。
三菱電機と九州大学の学生が共同研究の中で制作した動画を3本観て、現在や未来の価値観、新たな価値観について考えました。たとえば、「人のために電力を増やす」現在の価値観を、「少ない電力に人を適応させる」という新たな価値観で捉えなおした「電力不要の体内インフラ」というものです。胃で消化した食べ物を体内発電機で発電に利用し…といったように、生徒たちにとって、これまで考えたこともなかったアイディアにふれ、視野を広げるユニークな活動となりました。明るい未来を想像する・妄想することの楽しさを感じた時間となったようです。
次回からは、今回の活動をきっかけにして、それぞれ探究テーマを決め、問いを深めていきます。次年度の探究活動に繋げられるよう、さまざまなことを「妄想」しながら、のびのび活動していきます。