修学旅行3日目 本修学旅行は生徒実行委員が、司会・進行・連絡をしたり、食事の時は各クラス代表生徒が発表したりと、生徒たちの主体的な活動を取り入れています。自分たちで考えて動くシーンが増えてきました。昨日の広島市内班別自主研修も自分たちで計画し活動しました。道に迷ったり、逆方向の路面電車に乗ったり、お好み焼きとつけ麺の両方を食べてお腹いっぱいになったりと、戻ってきた生徒たちは満足気な表情をしています。今朝は、宮島から登る朝日を眺めることができました。神秘的なパワーをもらい平和学習プログラムを行いました。NPO法人「これからの学びネットワーク」のファシリテーターさんとともに取り組みました。「今の世界は平和か」「自分は平和的か」という問いに対して、ワークショップを行いながら、新聞記事をもとにグループワークをしました。最後は自分自身のピースクリエイターとしての第一歩を言葉にしてまとめました。午後からは「神を斎(いつ)き祀(まつ)る島」という語源のように、古くから島そのものが神として信仰されていたという厳島(宮島)を訪れました。その海上に神秘的に建っている厳島神社は、1996年世界遺産に登録されています。多くの人々が信仰したという古式ゆかしき神社でもあり、四季を通じて国内外から多くの人々が訪れる観光名所であり、本日も多くの観光客の方がいらっしゃいました。実は、有名な大鳥居(高さ16.6m、棟の長さ24.2m、主柱まわり9.9m、総重量は約60t、木造の鳥居としては、日本最大とされ、国の重要文化財)は2019年6月から大改修工事に入っていましたが、つい先日、新たな装いでよみがえったばかりです。日本三景である安芸の宮島でもみじ饅頭、牡蠣、あなご等を食し満足です。お土産も両手いっぱいに持っています。次に向かう錦帯橋は日本三名橋の1つに数えられる全長約200m美しい五連アーチの木造橋。江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いています。春には桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がっていますが、生徒たちは有名なソフトクリーム屋さんにも注目しています。三日目宿泊の湯田温泉は山陽路唯一の温泉郷として栄え、華やかな雰囲気に包まれています。その昔、一匹の白狐が夜な夜な湯に浸かって傷を治したという「白狐伝説」が言い伝えられ、マスコットにもなっているようです。