8月9日(金)、平和学習委員を中心に「核のごみ」の問題について取り組みました。
グループごとに対話を大切にしながら問題について意見を交わしあい理解を深めることができたようです。
生徒の感想をいくつか紹介します
・対話を意識して話し合いをすることで、意見を変える人も見られた。悲観的になり反対する人もいたかもしれない。誰かがどうにかするではなく、自分がどうにかしないといけないという考えを持つことも必要だと思った。世界の課題を自分事として、対話も踏まえてみんなで解決しないといけない。
・最初の意見としては「核は怖くて危ないから関わりたくない」というものだったけど、フィンランドの人たちが処分方法を知った上で信頼していることや、他の班の意見を聞いて、「核が怖いというマイナスな偏見が大きいからこそ核の危険性や処分方法の安全性についてしっかり理解した上で地域ではなく国単位で処分について考えていきたい」と意見が変わった。
・核のゴミ問題は今日初めて知りました。核のごみは20秒近づくだけで死に至ることに驚きました。最初の対話では私は反対派でした。安全性の点でデメリットの方が大きいと感じたからです。フィンランドの方考えを聞き、自国のことに責任を持っていて自分の目で安全性を確かめていて私たち日本人もそうあるべきだと感じ、賛成派に意見がかわりました。いずれ解決しなければいけないときはくるし、誰かが行動しなと状況は変わらないので、今回の平和学習を通して真剣に自分事として考えられて良かったです。