猶興館高校は
平戸城と平戸瀬戸を望む風光明媚な場所にあります。

目の前の平戸瀬戸には、連日、多くの船舶が航行していて、
海上輸送の要所の一つであることが分かります。
生徒たちはこうした景観を目にして、
世の中が多くの人に支えられて成り立っていることを感じながら、
日々の学習活動に励んでいます。

さて、
令和４年９月２３日に西九州新幹線長崎ルートが部分開業しますが、
使用される車両が台船に載せられ、
平戸瀬戸を曳航されていきました。

西九州新幹線長崎ルートでは
４編成（１編成６両）が使用される予定で、
これまでに３編成が、１月・３月・６月に運ばれています。
今回、７月の４回目（４編成目）が、最後の輸送となります。

平戸瀬戸は潮流が速く、
遊泳が危険なのは言うまでもありませんが、
操船も相当の技量を要するとのことです。

新幹線を載せた台船は
干潮時の潮止まりのタイミングで平戸大橋を通過し、
無事に目的地へと進んでいきました。