5月30日(火)、諫早警察署交通課から署員の方にお出でいただき、交通講話を行いました。自転車による
悲惨な加害事故について2本のDVDを視聴しました。1本目は、高校生二人が携帯電話の動画を見ながら歩
道を自転車で並走していて前方から歩いてくる老人に気が付かずぶつかる事故。2本目は、都会の若きサラリ
ーマンが自転車で出勤時に歩道を人波を交わしながら猛スピードで走り抜いている途中、ビルとビルの間から
横断歩道を渡ろうと歩き出した女性を避けきらずに衝突する事故。老人は意識不明の重体、女性は即死。どち
らの事故も身勝手な自転車の運転によって引き起こされました。視聴後、講師の先生から「なぜ、自転車事故
は起こったのか」疑問を投げかけられ、その後、講義がありした。その中で、「自転車は道路交通法が適用され
軽車両として位置づけられている。時として凶器にもなり得る乗り物であるから、自覚と責任を持ち、ルールをし
っかり遵守することがたいせつだ。だろう運転ではなく、かもしれない運転に徹してほしい。4月1日から自転車
運転にヘルメット着用努力義務が課せられ、自分の命は自分で守るためにもヘルメットを着用してほしい」との
指導がありました。約1時間の講話でありましたが、生徒はしっかり自分のこととして捉え、真剣にメモを取りな
がら講義を聴いていました。