5月20日(月)の放課後、第1回「おとなと生徒の超懐疑」を行いました。この取り組みは、諫早高校に関わる様々な話題について、生徒、教員、地域の大人、様々な立場の社会人が集まって会議をして決定を試みる取り組みです。
我々は会議の仕方を習ったことがありませんが、民主主義社会において「合意を形成する」ことは必要不可欠です。そこで、本校では生徒、教職員の主体的活動の充実のために、対話的合意形成の方法と会議で決定したことに対して批判的に考え続ける姿勢をもつ大切さについて実践を通じて学ぶ機会を作りました。生徒にとっては、部活動、学級活動、生徒会活動など、様々な考えを持った参加者の合意を形成する場面があります。リーダー育成という観点からも有意義な取り組みだと考えています。
今回は、希望した5名の生徒と4名の教職員が集まり、「習熟度クラスは必要か?」というテーマで会議を行いました。立場や時代によってこのテーマに対する答えは変わると思われます。習熟度クラスの是非にとどまらず、どちらかを決めた後にどのようにデメリットを克服して、メリットを最大化していくかなどについても議論しました。