6月1日(土)
大村市体育文化センター シーハット大村で行われた卓球女子・団体戦の結果です。
【2回戦】
●中五島(0)-○諫早商業(3)
1回戦が終わり、ホッとしたのも束の間、すぐに2回戦へと突入です。
しかも、対戦するのは昨年ベスト8だった諫早商業高校……強敵でした!!
シングルス1 宗優妃さん(2年)
1回戦のシングルス1では、勝利をおさめた優妃さんでしたが、2回戦の試合運びは思ったようにはいきませんでした。
甘く入ったサーブは見逃されるはずもなく、どんどん相手に打ち込まれ……
単調なミスが重なって、自分の力を発揮する前に試合が終わってしまいました。
シングルス2 宗優心さん(1年)
さすがの大物ルーキーも、2回戦では苦戦します。
1回戦では相手を苦しめた独特の戦型でしたが、2回戦では相手にチャンスボールを与える結果となり、打ち込まれてしまいました。
相手のロングサーブにもなかなか対応できず敗退……初めての高総体1日目は、勝利の甘味と敗退の苦味をどちらも味わう結果となりました。
そして迎えたダブルス。
荒木葉月さん(3年)と宗優妃さん(2年)が背水の陣を敷いて向かいます。
0-2で迎えた第3セット。本当に後がない2人。
ラケットを握る手にも力が入ります。
が、そこは意地と執念をつなぎ合わせ、「絶対に負けられない」という気持ちで声を出し、ひたすらに白球を追った結果、相手の攻撃をしっかりと凌ぎきり、1セットを奪い返しました。
粘りを見せた第4セットでしたが、惜しいところで勝利を逃し、団体戦は2回戦までで歩みを止めてしまいました。
試合終了後、「頑張りました!」とやりきった顔でベンチに戻ってきた荒木さんでしたが、一緒にダブルスを組んできた優妃さんは「負けたことが悔しい。先輩にもっと団体戦で戦わせてあげられなかったことがすごく悔しい」と肩を落としていました。
チーム一丸となって戦った団体戦は終わってしまいましたが、卓球部の戦いは明日以降も続きます。
女子部員唯一の3年生である荒木葉月さんに、明日への意気込みを聞いたところ「足は故障していますが、気持ちは故障していないので頑張ります」と、元気な一言が返ってきました。
明日への希望を胸に
“行け!なかこう卓球部!!!”