実践的な技術・技能を有効に活用できる人材を育成します。
1.機械システム科の目標
自動化された高度な生産システムに対応できる機械技術者の育成を目指します。
〇 機械に関する学習に加え、機械制御技術の基礎についても体験的に学習し、自動化された生産現場で活躍できる機械技術者の育成を目指します。
〇 教科においては、機械分野の内容の他、電子や情報の基礎的な内容についても学習し、機械制御に必要とされる知識や技術の習得を目指します。
〇 事業所見学やインターンシップなどを通して、職業意識を高め、進路選択能力の育成を目指します。
〇 基本的な行動様式を身につけさせ、機械技術者としての人間的素地を育成します。
2.機械システム科の特色
機械システム科は平成21年度に新設された本校で最も新しい学科です。
どんなことを学ぶ学科なのか、簡潔に言うと、「機械を自動で動かし、機械に仕事をさせる技術を学ぶ学科」ということです。今日の生産現場では機械にものを運ばせたり、材料を加工させたり、あるいは製品を組み立てさせたりするような自動化設備が導入されています。
そこでは複数の機械がうまく連携しあって、いろいろな作業を効率よく行うことで品質の高い製品が作られています。機械システム科ではものづくりに必要とされる自動化のための機械制御技術の基礎を座学や実習を通して学びます。
3.機械システム科で取得可能な資格
・3級技能検定試験(シーケンス制御) ・ICTプロフィシエンシー検定 ・第2種電気工事士
・乙種危険物取扱者 ・基礎製図検定 ・計算技術検定 ・機械製図検定
4.機械システム科Q&A
Question
・機械科との違いは何ですか?
Answer
機械設計、機械工作、機械製図、原動機といった機械分野の基礎となる科目は機械システム科でも学習します。 ただし、ロボット制御、シーケンス制御やNC工作機械などの制御技術に関する内容を段階的に学習していくのが機械システム科だと考えてください。