建設現場に即応した勤労意欲に富む土木技術者の育成を目指します。
1.建設工業科の目標
測量・施工・実習を中心とした専門教科に力を入れ、何事にも積極的に取り組むことを徹底しています。
建設工事の一連の流れと建設機械の運転や型枠の組立てなど建設現場に即応した技能・技術を習得し、勤労意欲に富む土木技術者の育成を目指します。
2.建設工業科の特色
具体的には、測量・施工では測量士補、2級土木施工管理技術者の資格取得に向けて意欲的に取り組み、特に、2級土木施工管理技術者試験では毎年、多数の合格者を出しています。
計画・設計から構造物施工までの総合実習を行い、土木に関する基礎的な技術を習得し応用へと発展させています。
3.建設工業科で取得可能な資格
・2級土木施工管理技術検定(学科) ・測量士補・測量士 ・小型車両系建設機械運転技能
・ICTプロフィシエンシー検定(P検) ・危険物取扱者乙種(第1類から第6類) ・小型車両系建設機械運転技能
4.建設工業科Q&A
Question
・どんな人に向いている分野ですか?
Answer
土木の仕事は、自然を相手にスケールの大きな土木構造物を創造する仕事です。また、人々が生活していく上で安全で快適な暮らしに必要な社会基盤の推進・整備を担っており、誇りとやりがいのある仕事です。土木構造物は歴史に残り、地図にのるほどの壮大な仕事でもあります。「元気」があり、何事にも「熱心」に、「思いやり」のある人が向いています。
Question
・ 建設工業科を卒業するとどんな進路先があるのですか?
Answer
土木に就職する人のほとんどは「技術者」として、地域の特長に応じた土木構造物を創る仕事に従事します。また、公務員(土木技術職)への道も開かれ、国家公務員、地方公務員へ毎年就職しています。進学については、長崎大学など国立大学へ推薦入試制度により進学することもできます。
<主な進路先>
日本道路、大林道路などの大手ゼネコン
西海建設、星野組などの県内優良企業
国家一般(土木職)、長崎県庁、大村市役所などの公務員
長崎大学、佐賀大学、徳島大学、九州産業大学、
西日本工業大学など
※建設工業科は公務員に強い!