このカテゴリでは、壱岐高校東アジア歴史・中国語コースの生徒による、壱岐の史跡紹介をおこなっていきます。
随時更新していきますので、ぜひご覧下さい。
さて、第1回の史跡紹介を担当するのは、壱岐高校東アジア歴史・中国語コース1年の滝川和遥です。
私が紹介するのは、長崎県で最大、九州でも2番目の大きさをほこる前方後円墳、「双六古墳」です。
壱岐には何と280を超える数の古墳があるのですが、双六古墳はその中でも最大で、全長約91mもあります。
↓左下の円墳のふもとにいるのが私たちです。わかりますかー?
古墳の築造は6世紀中頃と考えられます。
この古墳からは、金銅製品や青銅製品、鉄製品やガラス玉などいろいろな遺物が出土しています。
新羅(朝鮮半島の国)土器も出土していることから、この古墳と関わりのあった人物は国際的にも重要な役割があったのではと考えられます。
↓石室
古墳の周辺には竹林が広がっており、春先には筍が一面に顔を出し、台湾リスが飛び交うようです。
とにかく巨大で見ごたえあり!の双六古墳、壱岐に来られた際はぜひお立ち寄りください。
双六古墳 壱岐市勝本町立石東触