3日目は京都・大阪方面への遠征です。3日目のスタートは平等院鳳凰堂です。京都で数少ない平安時代当時の建築・阿弥陀如来が残る平等院。実際に内部も拝観することができ、阿弥陀如来像を前に心が浄化されるようでした。そのあと、大阪府高槻市の今城塚古墳を訪れました。今城塚古墳は継体天皇陵とされており、大王墓にもかかわらず墳丘に入ることができる非常に珍しい古墳です。ここでは、古代歴史館の学芸員の方から博物館内と古墳内部の話をしていただき、生徒たちも積極的に質問をしていました。埴輪(はにわ)の出土数が多く、多くが墳丘内部にも復元されておりとても面白かったです。埴輪を製造する窯についての理解も深まりました。
続いて、同じく大阪府の近つ飛鳥博物館を訪問しました。非常に古墳に特化した博物館で、2年生が現在研究している修羅という運搬道具についても実際に見ることができました。石材の運搬や古墳の作り方など、興味深い展示内容でした。