令和6年9月18日(水)東アジア歴史・中国語コースの1年生が、歴史学入門の授業で8回目の島内巡検を行いました。今回は、郷ノ浦町の車出遺跡(戸田地区)と芦辺町の国分寺跡、国片主神社、鬼の窟古墳を訪れました。車出遺跡は弥生時代の遺跡で、現在、壱岐市教育委員会による発掘調査がおこなわれています。発掘現場では、壱岐市教育委員会の松見様や卒業生の亀井琢磨君に遺跡や遺物の説明、発掘の目的などを話していただきました。実際に発掘作業も体験させていただき、出土した遺物を手に興奮しながら作業を行いました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。次に、国分寺跡と国片主神社を訪れ、奈良時代における中央政府と壱岐との強いつながりを学びました。最後に鬼の窟古墳を訪れ、石室を見学しました。改めて石室の石の大きさに圧倒されながら、古墳に関する様々な謎について考えを深めることができました。