10日目は台風の影響で暴風雨の1日でした。午前中は授業を受け、午後は明日のテストに向けて自学をしました。また、昨年度まで、本校で中国人講師として勤務された戴先生が訪ねてきてくださり、皆でロビーで談笑しました。1年生も体験授業の時に一度お会いしているので、ご挨拶をして、たくさんお話をしました。
11日目は午前中最後の授業とテストを受け、午後から閉講式を行っていただきました。上海事務所の佐々木所長の「言語を学ぶことを通して、その国の文化や考え方も学ぶことができる」という言葉、上海外国語大学の呂林先生の「どんなにAIなどの科学技術が進んでも、人と人が心を込めて交流しなければ伝えられないこともある」という言葉、それぞれ自信の体験談を通しての言葉は大変説得力があり、深い感銘を受けました。その後は、若いアーティストたちが集まったことで有名になった「田子坊(でんしぼう)」という昔ながらの建物が残る街へ、最後の市内研修に行きました。値段交渉に成功した生徒もいました。
最終日は中国時間6時過ぎに余裕をもって上海外大を出発しました。日本に入国して、解団式を終えて無事に研修を終えることができました。生徒たちの充実した表情を見ることができ、ほっとしています。12日間、応援ありがとうございました。