開校の御挨拶
学校周辺の山々が常盤色に染まり始め、暖かい春の日差しが降りそそぐ4月9日に、多くの御来賓の皆様の御臨席を賜り、長崎県立時和特別支援学校の開校式を挙行できましたことに、深く感謝申し上げます。
また、開校に向けて、御支援をいただきました皆様に対しまして、改めて御礼を申し上げます。時津町の皆様におかれましては、交流及び共同学習や校外学習の実施、行事の開催など、本校の教育活動に御理解や御協力を賜り、深く感謝申し上げます。
さて 本校は、時津町及び長与町、長崎市北西部に居住する知的障害のある児童生徒の教育的ニーズに対応する特別支援学校として、新たな出発をします。保護者や地域の皆様はもとより、保育園・幼稚園、小・中学校、高等学校等の多くの方々から、本校にお寄せいただいている期待の大きさと、我々に課せられた責務の重さに、教職員一同、身の引き締まる思いであります。これまで鶴南特別支援学校時津分校が、この地で果たしてきた大きな役割と、18年間の歴史の中で築き上げてきた伝統と校風を継承・発展させるとともに、「健やかで 豊かに学び 拓く」という新しい校訓を掲げ、それを基にした学校教育目標の達成を目指し、我々、教職員一同、児童生徒、そして保護者とともに、協力して取り組んでいきたいと思います。
児童生徒の皆さん、時津分校は、時和特別支援学校へと代わりましたが、校名に込められた「平和を大切にする子供に育ってほしい」「笑顔で、周りの人を和やかにする存在になってほしい」という思いを大切にしながら、楽しく学び、健やかに学校生活を送りましょう。
長崎県立時和特別支援学校長