長崎県
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校長挨拶

2023年4月1日更新

 

御 挨 拶

校長 岩橋 英夫  

 本校は、平成10年に前身の琴海高校から校名を変更し、県内初、県内最大規模の総合学科として生まれ変わり、今年で27年目を迎えます。

 校訓「自主・自律」のもと、総合学科高校として単位制による課程により、最大の特徴である「キャリア教育」を通して進路実現を図り、「科目選択」を通して生徒一人ひとりの興味、関心や希望進路に応じた学びを展開する学校です。

 総合学科の特長を発揮して、「自らの進路を探求する生徒」「他者に共感し、思いやりのある行動をとれる生徒」「他者と協働できるコミュニケーション力を持つ生徒」の育成に努めています。

  本校の「キャリア教育」の取組としては、1年次で履修する「産業社会と人間」で、自己を見つめ将来の進路を考えながら、幅広い選択科目の中から「自分だけの時間割」を作成し、主体的な学習に繋げています。
 2年次の「キャリアプランニング」においては、インターンシップを通して適切な勤労観を身につけるとともに、修学旅行での企業訪問等で視野を広げることに努めています。
 3年次には集大成ともいえる「課題研究」において、日常の学びの中で疑問を抱いたことから課題を見つけてテーマを設定し、様々な調査、実験、研究によって導き出した答えを自分の言葉でわかりやすく発表することで、問題解決能力やコミュニケーション能力、さらにプレゼンテーション能力を高める学習を進めています。

 部活動も活発であり、令和5年度は、運動部において、柔道部女子が団体でインターハイに15大会連続出場、個人で2位、3位の成績を収めるとともに、本校生徒が世界柔道カデ選手権混合団体で日本代表の主将を務め銅メダルを獲得しています。柔道部とともに県の強化指定校であるボート部もインターハイ等の上位大会に出場しています。文化部においても、美術部が長崎県総合文化祭等で多数の入賞、入選をするなどの活躍をしています。

 また、本校の伝統である、あいさつ運動や清掃活動、朝の読書活動などで上級生が下級生を指導する「オンリーワン長崎明誠活動」に熱心に取り組んでいます。さらに、文化祭や体育祭を連続開催する「ことのうみ祭」や、キャリア教育の成果を発表する「長崎明誠発表会などの学校行事も充実しています。

  このような教育活動により、本校生徒が「自ら考え、自ら学び、自ら行動する力」を身に着け、これから迎える先行き不透明で将来の予測が困難な時代において、幸せや生きがいを感じながら「人生100年時代」を力強く生き抜き、将来の長崎県そして日本を担う人材へと成長してほしいと願っています。

令和6年4月1日

学校の連絡先

  • 長崎明誠高等学校
  • 住所:〒851-3101 長崎市西海町1854
  • 電話:095-884-2034, 884-2543
  • ファクシミリ:884-3562
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