令和5年9月19日(火)本校コモンホールにおいて、松浦市役所健康ほけん課・長崎大学からお越しいただき、地域素材を活用した公開授業(保健体育)を行いました。
【保健】
対 象:第2学年
使用教科書:現代高等保健体育(大修館)
授 業内 容:健康を支える環境づくり (オ)健康に関する環境づくりと社会参加
ね ら い:健康を支える環境づくりについて、自他や社会の課題の解決方法と、それを選択した理由などを話し合ったり、ノートなどに記述したりして、道筋を立てて説明できるようにする。
授業の流れ
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時間
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主な活動(指示)
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授業者・発表者
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導入
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5分
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〇前時の学習内容を振り返り、自身のグループで検討している事柄について確認するよう指示する。学んだ炭素の循環について復習する 〇本時の授業内容の確認
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徳永教諭
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展開
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30分
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〇グループ発表・他者評価を行う 1.松浦市への提案書 1班から4班 2.松浦市民への周知ポスター 5班から9班 3.他者評価・自己評価
※発表準備の段階から実際に発表してみて上手くいったこと/改善点、発表内では伝えきれなかったことなどについて入力させる。
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1班から9班に分かれて、発表。
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まとめ
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10分
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〇講評 保健師とともに発表内容・単元の振り返りを行い、 学習した内容を確認する。
〇まとめ 学習シート(Forms)に本単元の感想・学習内容・今後どのように活かしていきたいかを入力。
〇次回の授業内容の確認
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保健師 藤原晴美 様 米山眞理 様 長崎大学 峰松和夫 様 徳永教諭
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授業終了後には、長崎大学教育学部峰松 和夫 様からご助言等いただきました。今後も授業改革に取り組んでいきたいと思います。
【生徒感想】
●松浦の健診受診の実態や課題について学び、課題の解決策を班のメンバーと話し合い、模索して時間も短いなか、自分たちで解決策を考えることができたのは良かったと思う。また、他の班の発表では僕たちにはなかった視点からの解決策や特定検診に行きたくなるようなポスターやパンフレットがありすごいと思ったし、その発表を参考にして今後に活かしていきたい。
●特定検診っていうのがあるのだと知った。そういえば、お父さん、今年40歳だったから「特定健診いったのかな。」と思った。
●高校生であるうちは必ず一年に一回は健康診断のようなものを受けなければならないが、大人になると自分でそのタイミングを見つけて受けなければならなくなることが分かった。だから、SNSや街のポスターなどをよく見て積極的に健康診断を受けたいと思う。
●今回の学習を通して特定検診を受けることの大切さを改めて学ぶことができました。自分も病気にかかる前に、早めに健診を受けて健康的な生活を送れるようにしたいと思いました。また、私たちの案やポスターがたくさんの人に届くといいなと思いました。
●今回健康について学んで、健診率が低く、そこには健診に行くのが面倒だなどのたくさんの問題があることが分かった。家族や親戚などに健診に行くと自分の健康状態がわかるから行ってほしいと伝えたい。健診率を上げるために私たちが身の回りの人に伝えた方がいいと思った。
●一つの問題の解決方法がたくさんあると思った。さらに問題解決としてのターゲットを年齢別に絞り、そこから方法を見つけるなどの活動を、まつナビでも活かせると思った。また、ポスター発表の中でも伝えたいことが異なっていて面白いと思った。